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こんにちは
暑さも和らぎ、残暑の季節になりましたね
鈴虫の声も聞こえるようになってきました
さて今回はさかんとしゃかん
左官の正しい読み方はというのをお話ししてまいりたいと思います
左官の”左”という字は単体で「しゃ」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「さかん」から「しゃかん」という読み方に変化しました
簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です
左官の正しい読み方は「しゃかん」「さかん」の両方になります
左官の”左”は「ひだり」「さ」と読むことができます
ただ一般的には左官は「さかん」と読むことが多いです
この音変化により左官は通常では読むことができない「しゃかん」という読み方になったんですね
こんばんは
お久しぶりになってしまいました・・・。
皆様いかかがお過ごしでしたでしょうか?
台風も無事に過ぎてくれて一安心ですね
さて今回は左官の名前の由来と左官があるなら右官って存在するのか?!ということをお話ししていきたいと思います
まずは左官の名前の由来から
お仕事としては桃山時代以前から存在していたものの、それまでは土木、壁工、壁塗、泥工など様々な呼ばれ方をしていたそうです
そんな中、桃山時代に宮中の壁を塗る工事の際、木工寮の属 (さかん) として出入りをするようになった際に、左官と呼ばれるようになり職業名として使われ始め、江戸時代にはその呼び名が広まり、一般的に知られるようになったのだそうです
次に右官は存在するのか・・答えは存在していたです
左官がなぜ左なのかは定かではありませんが、左があるのなら、右もあるのでは?…そう考える人もいるかもしれません。昔は大工のことを右官と呼んでいたそうです
その後、江戸時代頃からは大工と呼ぶようになり、リーダー格を棟梁と呼ぶようになったそうですまた、建築に携わる仕事で木に関係する職業を『右官』、土に関係する職業を『左官』と呼んでいたという説もあります。 現在では左官以外の建設に携わる職種名は、大工という呼び名に由来するものが多いのだそうです
こんばんは
暑い日が続きますね
いきなり気温が下がる日もあり体力も奪われてしまい
疲れやすいので、体調管理には気を付けてくださいね
せて今回は左官のスケジュールについてお伝えしていこうと思います
一日の流れを知ることで、より左官はどんなお仕事かイメージが沸けばと思います
左官は、1日のほぼすべてを現場仕事に費やす職業で、その業務スケジュールは基本的に固定されています
勤め先にもよりますが、毎日朝8時から夕方5時くらいまでは工事現場に常駐し、下地材や仕上げ材を塗ったり、レンガやブロックで壁をつくったりします
また、実作業の前には材料や道具類の準備、積み込み、現場への移動などを済ませる必要があるため、左官の仕事は朝早くから始まります
一般的な建設関係の職業であれば、騒音や振動の問題、および安全上の観点から日が暮れた後に作業することは基本的にありませんが、左官は例外的であり屋内での作業がメインとなるため、ライトを使えば時間帯に関係なく作業を続ける日もあるかもしれません
朝が早く帰りも早いイメージでしょうか
現場や天気によっても変わると思います
東京は20℃を上回る気温で半袖で過ごせる日も増えてきました
せて今回はさらに掘り下げて魅力についてお伝えしていきます
左官は一人前になるまでに長い時間がかかるものの、身についた技術は生涯有効です
左官が手掛ける自然素材の壁は、人の手による温かみと美しさ 吸湿性などの機能を兼ね備えた「高付加価値商品」であり根強い需要があります
しかし、左官の数は減少し続けていて腕のよい職人は全国各地どこでも引く手あまたとなっています
見習いの時期はつらく厳しいですが、それを乗り越えさえすれば一生続けていける仕事です
建築業界には左官のほかにも大工や鳶(とび)職人など、さまざまな職種があり、それぞれちがった形でものづくりに携わっています
左官の仕事は、使う塗料や施工する場所などはあらかじめ決まっているものの、デザインはそれぞれの職人にゆだねられています
このため、自身のセンスや自分らしさを発揮して仕事しやすい点が左官の魅力といえます
世の中には数え切れないほどの仕事がありますが、自分らしさを表現できる職業は決して多くはありません
こんにちは
東京はだいぶ桜も散り始めました
花粉症の方は一番お辛い時期かもしれませんね
さて今回は左官の魅力についてお伝えできればと思います
左官の仕事の楽しさは、なんといっても自分の手掛けた仕事がすべて目に見えることです
漆喰(しっくい)壁や珪藻土壁では、自分の鏝(こて)の最後の一動作まで、はっきりと模様となって壁に表れます。
左官の技巧次第で、壁の仕上がりの良しあしが変わってしまうのです。
左官が塗った壁は、その家で暮らす人々の生活や街の風景を彩り長い年月にわたって残り続けます。
それだけに、左官には大きな責任がともないますし、自分の手掛けた仕事に何の言い訳もごまかしもききません
そんなシビアな世界で勝負する左官だからこそ、仕事から得られるやりがいもまた非常に大きく、納得のいく仕事ができたときの達成感は格別といえるでしょう。
非常に高度な技術が求められる専門職であり、一人前になるまでにはおよそ10年かかるとされています
一人前となってからも職人としての修業に終わりはなく、左官技術の探求の日々は、一生涯にわたって続きます
長い時間を積み重ねて超一流となった左官のなかには、単なる建築施工のレベルを超えて、その作品が芸術として認められ、国内外に広く名声をとどろかせている人もいます
皆様こんばんは
いかがお過ごしでしょうか?
ようやく春の兆しが感じられますね
さて今回は左官工事が必要とされる理由についてお伝えしていこうと思います
床や壁の耐久性を高める
左官工事は、床や壁の耐久性を高める重要な役割があります。下地造りは、壁や床の仕上がりを左右する重要なポイントです。仕上げにどれだけ良い材料を使っても、下地の出来が良くないと、ひび割れなどの欠陥が生じてしまいます。
美しい仕上がり
壁や床を美しく仕上げられるのも、左官工事が必要とされている理由のひとつです。職人の技によって造られた漆喰壁や土壁は、見る人が思わずはっと息を飲むほどの美しさ。コテの使い方によって変わる風合い、そしてつなぎ目を感じさせない仕上がりが魅力です。
左官職人が手仕事で塗った壁は、ひとつとして同じ物がありません。住宅の細部までこだわる人、自分たちだけのオリジナルの住まいが欲しい人には、左官工事による壁や床は最適です。
また、左官工事は近年、自然素材に注目が集まったことなどによってその良さが見直されるようになりました。職人が生み出す美しい壁や床は海外からの評価も高く、日本文化を形に残し、職人技を伝えていくという意味でも左官工事は重要です。
アレルギー対策
左官工事で壁や床を塗るときに使われる素材は土や珪藻土、漆喰といった自然素材がほとんどです。アレルギーやシックハウス症候群を引き起こす物質を含まないため、リフォームの際にこうした素材を選ぶ人が増えています。
こんばんは
寒い日が続きますね。
コロナもですが風邪を引かぬようお過ごしくださいね
さて今回は工事の種類についてお話していこうと思います。
になります。
モルタルや壁土といった材料を使って、建築物の床や壁を塗り固めていくのが左官工事です。
手にしたコテを自由自在に動かして、壁を塗っていく職人の姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。一般的に左官工事というと、建築物の表面部分の仕上げを担うイメージが強いかもしれませんが、実際には壁の基礎となる下地造りが多くを占めています。
土
種類によって壁の表面に個性が出る材料です。基本的には、和室に多く用いられます。
砂
滑らかな仕上がりになるのが特徴です。和室や茶室のほか、客間や洋室にも使われます。
漆喰
石灰石に砂や糊などを加えて水で練り上げたものです。漆喰は、呼吸する材料だともいわれ、湿度の高い時期は水分を吸収し、乾燥する時期は水分を放出して部屋の中を快適に保ってくれます。古くは蔵の壁に多く使われ、その湿度調整ができる特徴によって貴重な収蔵品を守ってきました。
漆喰の主な原料である石灰石は不燃性で防火性が高いこと、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着・除去してくれることから、現代の住宅にも多く取り入れられています。
プラスター
プラスターは、鉱物質の粉末を水で練った石灰または石膏のことをいいます。白く美しい輝きが特徴で、漆喰壁に似ていることから西洋漆喰と呼ばれることもあります。
珪藻土
海や湖、川の底に堆積して化石化した植物プランクトンの死骸が珪藻土です。完全な自然素材で有害な化学物質を含まないため、アトピーやシックハウス症候群といったアレルギー症状を引き起こす心配がありません。吸水性、耐火性、断熱性に優れているので暮らしを守るという意味でも注目されている素材です。
いかがでしたでしょうか?
次回はまた違う角度から左官について解説していきたいと思います。
あけましておめでとうございます!
少し更新が遅くなりましたが、本年も投稿してまいりますので
宜しくお願いいたします
ちなみに私は本年も厄年でございます。。。
皆様にとっても健やかで素敵な良い年になりますよう願っております
こんばんは^^
随分肌寒くなって、コートの出番も増えてきましたね
さて今回も道具の続きになります
左官道具のひとつ、鏝板です。
鏝板は、適量の材料をすくい取って鏝で塗るために手元に盛る道具です。
油絵や水彩画を描く際、絵の具を乗せるパレットが欠かせないのと同じように左官職人にとって鏝板は欠かすことのできない大事な道具です。
木製のものが一般的ですが、軽量で扱いやすいプラスチック製や、耐久性に優れたステンレス製のものもあります。
鏝板も職人によって様々で、欠かすことのできない大事な道具なのですね
皆様こんばんは^^
急に寒くなり、寒がりの私は毛布を出すか迷うこの頃です
さて今回は紹介コーナーをお休みしてお祝いです
我が社の若きエース2名が1級左官技能士に合格いたしました
Hさん、Tさん おめでとうございます
1級左官技能士となると合格率は30%と低いのです
また国家資格となるので一生ものです
日々の努力が形になったことを私共も嬉しく思います
本当におめでとうございました
そして皆様も季節の変わり目、体調を崩さぬよう気を付けてくださいね