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こんにちは
東京はだいぶ桜も散り始めました
花粉症の方は一番お辛い時期かもしれませんね
さて今回は左官の魅力についてお伝えできればと思います
左官の仕事の楽しさは、なんといっても自分の手掛けた仕事がすべて目に見えることです
漆喰(しっくい)壁や珪藻土壁では、自分の鏝(こて)の最後の一動作まで、はっきりと模様となって壁に表れます。
左官の技巧次第で、壁の仕上がりの良しあしが変わってしまうのです。
左官が塗った壁は、その家で暮らす人々の生活や街の風景を彩り長い年月にわたって残り続けます。
それだけに、左官には大きな責任がともないますし、自分の手掛けた仕事に何の言い訳もごまかしもききません
そんなシビアな世界で勝負する左官だからこそ、仕事から得られるやりがいもまた非常に大きく、納得のいく仕事ができたときの達成感は格別といえるでしょう。
非常に高度な技術が求められる専門職であり、一人前になるまでにはおよそ10年かかるとされています
一人前となってからも職人としての修業に終わりはなく、左官技術の探求の日々は、一生涯にわたって続きます
長い時間を積み重ねて超一流となった左官のなかには、単なる建築施工のレベルを超えて、その作品が芸術として認められ、国内外に広く名声をとどろかせている人もいます