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こんにちは
週末は台風が直撃だということで、気持ちがざわついております。。
さて前回の続きの鏝絵について歴史を今日は学んでいきましょう
紀元前2世紀、空間を壁などで仕切るようになると、壁を塗ることが「免許制」となり始まりました。
このころから免許制だとは驚きです!
更に戦国時代の築城ブームで草庵茶室などをこて絵で飾ったりました。武家社会となり、武士が築城するようになると免許制が改正され家の中にも壁を作るようになり、漆喰は江戸時代に出火対策として幕府が奨励しました。
塗り籠め造りの建物が庶民に評価され、土の中に藁を入れるのは、燕の巣を見て強度を保つため藁を入れるようになったとも言われていますが定かではないようです。
なるほど。ツバメの巣は確かに強度がありますね
煉瓦のところの飾りとして水にちなむもの(浪など)を鏝細工で付けると、火事を避ける呪いになるという言い伝えが昭和初期の左官職人にまであったそうです。
江戸時代中期から徐々に盛んになり、静岡県松崎町出身の名工、入江長八がこて絵として芸術の域にまで昇華させましたが、戦後、在来工法の衰退と共に腕利きの左官職人が減少。一時は幻の技巧となったが、近年、建築の分野で再評価が進んでいます。
長八の故郷の松崎町では1984年に伊豆の長八美術館が開館し、松崎町では毎年「全国漆喰鏝絵コンクール」が開催されています。
近年また再評価され職人の技がみとめられるのは嬉しいですね